ヘアケアをする上で、最も基本となるのはシャンプー。毎日、あるいは毎日でなくとも定期的に行うものだからこそ、重要であるのは間違いありません。シャンプーの上手な方法や基本知識を持つことで、ヘアケアのスキルもアップするというもの。
ヘアケアの商品であるシャンプーは、どんな機能があるのでしょうか。まず、シャンプーの機能の1番はもちろん髪の洗浄。けれど、シャンプーに使われている洗浄剤である「アニオン活性剤」にもいろいろな種類があるのはご存知ですか?
ヘアケアをする上で欠かせないシャンプーですから、ここでその活性剤についても紹介しましょう。例えば、よく皆さんが手にするシャンプーは「エーテルスルホン酸」系のものか、これにほかの種類を配合したものがほとんど。この活性剤は植物性アルコールを素材としたもので、低刺激性で耐硬水性があります。また、洗浄力に優れていて泡立ちもよく、洗った後のさっぱり感もあります。そして「アミノ酸系」。シャンプーの活性剤としては最も高価な天然素材で、肌と同じ弱酸性です。極めて低刺激ですが、洗浄力、泡立ち、耐硬水性も十分。「アルファ−オレフィン」は肌と同じ弱酸性で生分解性に優れた活性剤。「エーテルカルボン」系は、低刺激・低脱脂という特徴のため、洗浄力と泡立ちはややほかのものに劣りますが、泡切れがよく耐硬水性です。そして「ベタイン」系は毛髪に対する柔軟性が特徴。浸透性、浸潤性にすぐれ肌に対しても優しい活性剤ですが、洗浄力と泡立ちはまあまあ。最後に「石けん」系。アルカリ性でさっぱり感があり洗浄力に優れています。ただし、耐硬水面ではほかのものにやや劣り、シャンプーとして使うにはほかの活性剤との併用が必要です。
ヘアケアをする上では、洗浄力以外の機能ももちろん気になります。ダメージケア、フケ用など、いろいろな付加機能が付いているシャンプーもよく見受けられます。例えば、洗いあがり感に重点をおいて油分を配合したオイルシャンプーやクリームシャンプー、シャンプー中の髪の損傷を防ぐのに優れたコンディショニングシャンプー、フケやかゆみを防ぐためのフケ用シャンプー、頭皮や頭髪にやさしい低刺激のシャンプー、髪の保護効果や静電気防止などリンスの機能も併せ持ったシャンプーなどなど。
ヘアケアという面から見ると、シャンプーの性質や特徴も奥が深いものです。次の項では、シャンプーの働きやシャンプーを使った上手な髪の洗い方について説明します。